仙俣線と主要地方道をつなぐ生活道路を復旧
静岡市葵区口仙俣地内
災害からの復旧を果たす安全な生活道路の設計を行いました。
- 事業名
- 静岡市葵区仙俣線台風19号災害復旧測量設計業務
- 実施期間
- 2019年10月〜2020年03月
- 担当部署
- 設計部
台風被害により斜面が崩壊。通行不能に。
静岡市葵区口仙俣地内の市道仙俣線(普通河川仙俣川)において、令和元年10月11日から10月 12日の台風19号(井川地区降雨量 272.5m/日)による仙俣川の異常出水により、練石積及び土羽斜面が崩壊しました。
当被災箇所は、静岡市街地から約34km北に行った葵区口仙俣地内に位置します。
仙俣線は葵区口仙俣及び奥仙俣地区と主要地方道井川湖御幸線を結ぶ唯一の道路であり、地域住民の生活に不可欠な道路です。 兼用護岸として設置されていた練石積みや土羽斜面が崩壊し、その上段路肩部に設置されていた道路擁壁の練石積みが滑落し、通行できない状況となりました。
復旧作業には、施工性・経済性を考慮した工法を採用。
適用可能な工法の中から、施工性・経済性で有利となる『地山補強土[PANWALL工法]+大型ブロック積擁壁』を採用し、災害復旧を行いました。 これによって生活道路の復旧を果たし、安全な通行を実現することができました。